農宮の写真  このページでは、農宮米を生産する農宮ファームについて農宮米の生産について消費者との交流を紹介しています。なお、2005年(今年の米作りについては、今年の米づくりだよりのページをご覧ください。米作りの旬をお伝えしていきたいと思っております。

 

農宮ファームについて

東金市の位置を示す地図  農宮ファームは、千葉県の房総半島の九十九里平野のほぼ中央に位置する東金市にあります。東金市は山武郡市の中核都市として発展してきました。首都圏から50km〜60km圏に位置しており、高速道路やJR線なども割合便利に利用できるところです。JR京葉線の特急を利用しますと東京駅から最寄りの大網までは50分です。

 農宮ファームは稲作専業農家です。耕作面積は26町(ha)で、およそ100枚の田んぼがあります。この田んぼのうち8町で、主力となっている「ミルキークイン」、8町で「ひとめぼれ」、その他では「いただき」を作っています。今年(2007年)は新たな挑戦も行います

写真:農宮ファームの田んぼ(6月初旬) 写真:農宮ファームの田んぼ(田植えの時期)

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農宮米の生産について

 現在農宮ファームで生産されている米は「農宮米」というブランド名で販売しております。農宮米の特徴は、味と安全性にこだわった米で、消費者の方々からも大変好評を得ております。

  ちばエコ農産物の認証

ちばエコ農産物の認証マーク  千葉県では、「ちばエコ農業」推進事業が行なわれております。これは、「農業の自然環境に与える負荷を軽減し、持続的な農業の推進を図るとともに、生産者と消費者のお互いの顔が見える農業を実現し、消費者の求める安全・安心な農産物の供給体制を作るために、1.通常と比べて農薬や化学肥料をできるだけ減らした栽培を行う産地の指定や、2.これらの産地などで栽培された農産物について県独自の認証を行う 」とのことです。

 農宮ファームのお米もこの認証を得るものを生産していきます。「ちばエコ農業」については、千葉県のホームページの「ちばエコ農業情報ステーション」をご覧ください。なお、そのサイトの生産者一覧の中にも農宮ファームの情報があります。

  土作りへのこだわり

写真:田んぼへの客土 写真:田んぼの耕耘

 農宮米は土作りにこだわっています。お米は田んぼでできます。ですから田んぼの土が良くないと健康な稲は育ちません。冬の時期から田植えが始まるまで、田んぼの土作りに精を出しています。場所によっては、良い土を運んできて土を入れ替えています。(客土、写真左上)

 また、田んぼから生まれた藁やもみがらは田んぼに返しています。稲には無駄なものがないと言われていますが、農宮ファームでは、生産された稲を有効利用して土作りに生かします。堆肥は有機で生産されたものを利用しています。そして、土をよくするために深く耕す(深耕、写真右上)することにもこだわっています。深耕することで、空気が土の中にいっぱい入り土の中の微生物が活発に活動します。

写真:代かきの作業(1) 写真:代かきの作業(2)

 稲作の作業というと田植えと稲刈りが代表的ですが、田植えを行うまで、そして田植えのあとの毎日の水管理の作業、そして稲刈り以降の土作りの作業というように、稲作の仕事は通年様々なものがあります。そうした日々の農作業が行われる中、本物のうまい、そして安心して食べられるお米ができるのです。上の写真は田植えをする前の「代かき」の作業です。

  除草剤を使わない工夫

 玄米食が最近関心が高くなっています。玄米食を農宮の家でもやってみたところ体調が大変良いのです。そこで農宮ファームで生産されるお米も玄米で食べてもらおうと考えました。しかし、糠には残留農薬が溜まりやすいのです。そこで玄米で食べていただく稲に対しては、糠に農薬を残さないために除草剤を使うことをやめました。

写真:田んぼにまいている米糠 写真:田んぼに米糠をまいているところ

 除草は稲作の作業の中で除草は一番大変な作業です。除草剤を使ってしまえば除草は本当に楽になりますが、玄米で食べていただくことにこだわると、この点が一番問題になるわけです。除草剤を使わないで、除草を能率よく進めるために情報を集め、研究した結果、米糠をペレット状にしたもの(写真左上)を田植えの時期にまくという方法です。(写真右上が米糠を田んぼにまいているところ)この方法によって、今年の場合はほとんど除草機も使わずに稲を育てることができました。

 病気や害虫に対しては、肥料の調整をすることで防ぐことができるので、現在の農宮米は、農薬を使わないで生産していることになります。ただし、すべての田んぼでできているわけではありませんが、除草機を併用しながら、今後はこの方法での栽培を拡大させていくつもりです。

 除草剤や病害虫対策の農薬を使わないということは、生産者の健康を守ることにも当然つながります。生産者が元気だということが安全性への一つの証しだと考えております。

  ミルキークイーンについて

写真:農宮米  農宮ファームが稲作を進めていく時のこだわりとして、一番人気がある「コシヒカリ」をつくるのでなく、他の人が作らない有望な品種をみつけて育ててみることです。同じ地域の同じような田んぼでも、田んぼ一枚一枚条件が違います。土質・土作りの方法、水などの条件で本来は栽培すべき稲が違ってくるはずです。私は、田んぼの特性を見極めながら、品種の特性に応じて作り分けています。

 農宮ファームで生産されている特色のあるお米の代表は「ミルキークイーン」です。このミルキークイーンは、 平成元年度から6年度までの6年間にわたり実施された「新しい米を創る」という農林水産省のスーパーライス計画の研究事業の成果として産れたものです。日本で生産量の多い「コシヒカリ」の突然変異によってできた新しいお米です。

 ミルキークイーンは、アミロースという成分が少ないので、粘りが強くなる「低アミロース米」の先駆的な品種です。したがって、食べるとモチモチとした感触があります。コシヒカリと比べるとやわらかく、粘りが強いという特徴があります。そして、炊いてから時間が経ってもおいしく食べられるという性質なので、おにぎりやお弁当のご飯に適しています。

 栽培技術は難しい点がありますが、農宮米の田んぼだからこそこうしたお米が生産できると確信しています。そして、農宮ファームとしてぜひ食べていただきたいお米です。

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 消費者との交流

 これまでの農業は、生産者と消費者がそれぞれ遠い存在の中にありました。ここ数年、生産者と消費者の連携の試みがなされてきておりますが、私もそうした連携は重要であると考えて、様々な試みをおこなっております。

 以下紹介させていただくのは、都会で生活されている消費者の方々をお招きして、農宮米でつくった米麹を使った味噌づくりです。地元の農協の施設を利用させていただき、大豆は、農宮米を販売していただいている東京の金沢米店さんと交流のある北海道の農家・吉田農園さんで生産されている品質のよいものを使わせていただきました。農家どうしの連携の重要性もこの試みの中で学びました。

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